2023/01/31 22:23

2月の誕生石、アメシスト。
よく目にするメジャーな石の1つかと思いますが、
今このタイミングで、この石の魅力を再認識してもらいたい、
そんな気がしています。

まず最初に「アメシスト」という呼び方について

Amethystの日本語表記について

読み方としてはアメシストが正しく日本以外ではそう呼ばれています。

「アメジスト」表記の方が圧倒的に検索数の多い現状ではありますが、

アメシスト読みを推しております。脱ガラパゴス、笑

ま、どちらでも、わかればいいかな、とは思っています。



濃い色は落ち着いた知的なイメージ、なんなら修道女のような敬虔なイメージさえありますが、
淡い色だとこんなに、はつらつとした感じにもなります(≧▽≦)
透明感のある大きな石たちで、石質が良いこともあり輝きもいっぱいです。
みんな、楽しそうです~♪

先にも書きましたが、
私は、アメシストには清らかで落ち着いたイメージがあります。
皆様はいかがでしょうか?

宝石言葉は「誠実、心の平和」。
ヨーロッパでは「真実の愛を象徴する石」、
キリスト教では「司教の石」と言われ、大切な儀式のときには参列者全員がアメシストの指輪をはめたと言います。
それは、節度と礼節を与え謙虚な気持ちになる、と言われているからだそうです。

共通しているのは、
冷静に自身の心の奥を内観し向き合う、スピリチュアリティ、の意味合いが感じられますね。

また、ギリシャ神話の一説になぞられた『グラスにアメシストを入れる』という悪酔い防止のおまじないもあるそうです。
お話しの中や意味合いからだけではなく、冷静さを取り戻すような効果があるのかもしれませんね。

紫色の石、アメシスト。
この「紫」という色は、日本では古来より高貴な色として知られています。
そして、紫色は頭頂部にある第七チャクラを指します。
チャクラとは、生命エネルギーが循環し集まる場所があるという考え方で、
七か所(もしくは九か所)それぞれに対応する色があるといいます。
その意味は、宇宙意識やスピリチュアルであり、高い精神性を表します。

アメシストからなんとなく感じたもの、こと。
それには古くからの意味合いがあって。
(もしくはそういう意味付けをしてきたのかもしれませんが)
アメシストを感じ愛することで、
人はアメシストから大切なものを受け取ってきたのかなぁと思います。

あ、「呪いのアメシスト」「デリーの紫サファイア」の話、ご存じでしょうか?
当時はサファイアと思われていたので「デリー・パープル・サファイア」と呼ばれていたそうです。
インドの神殿から持ち出されて、所有者に次々と不幸が訪れた、とか。
 そら、あかんやん。
 神殿のものを勝手に私物にしたってことですよね。
 「司教の石」ですやん。
 「誠実」な石ですよ。
 ・・・
むやみに怖がる前に、したこと、考えた方がえぇと思います。
そんな簡単なことがわからなくなるくらい、魅力的な宝石だったのでしょうね。
石は石なのよ。人がしたことを見ていただけのお話し、です。


また、鉱物としても扱いやすい部類ですので、
それも愛されてきた理由の一つだと思います。
ちなみに保管場所については、
退色の可能性があるので、日の当たらない場所での保管をお勧めします♪

アメシストの魅力が伝われば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。