2023/05/28 20:44
スティヒタイトインサーペンティンを使ったブレスレットをupいたしました。
よく見られるのは、渋い黄緑色のサーペンティンに紫色の柄があるタイプかと思いますが、
こちらは深い緑色のサーペンティンに紫が映えるシックなタイプです。
サーペンティンは1つ1つ表情の違いをお楽しみいただけます。
サーペンティン。
和名は蛇紋岩(じゃもんがん)…岩?
ってことは、岩石…鉱物の集合体のことです。
サーペンティンは鉱物名ではなく、16種類以上の鉱物からなるグループ名なのです。
大まかに「アンチゴライト」「クリソタイル」「リザルダイト」の3種類に分けられます。
多分、サーペンティンと検索したらいろんなタイプが出てきてしまって困惑すると思います。
私もです笑 いろんな情報を繋ぎ合わせて、
こういうことなのだろう、として今に至ります笑
正直言うと、どれが正解か、を探していたんです。
蛇の名を持つ石。
「紋」とつくくらいだから、蛇の模様のあるものが正解では?
なんて。。つまらないことを。
そう思えば、それでいいのにね。
好きな蛇さんのタイプを選べばいいんですよね。
他でサーペンティンを探す時に参考になるかもしれませんので、
過去作などのサーペンティンをみながら、わかる範囲で説明していきますね。
蛇の柄を思わせるタイプ

濃い緑に白い縞模様があるこのタイプ。
こちらは「クリソタイル」に分類されます。白いところは石綿で、クリノクリソタイル(繊維蛇紋石)という鉱物です。
石綿とはアスベスト。ちなみにアスベストの健康被害についてですが、粉末を吸引することで起こるもので、ビーズ加工されたものは表面をコーティング処理されているので心配はない、とのことです。
こちらはカーキ色の地にギラギラと光る帯状の光学効果が見られるタイプ

ブレスレット中央のオーバルは上と同じものです。
ギラギラがうまく映っていないので、上の写真を追加しました。
角閃石のような光学効果はクリソタイル系なのかな?と思いますが、よくわかりません。
ただ、このギラっとした感じは、蛇の神秘性を感じずにはいられませんね♪

ブレスレットを繋いでいる小さな石もサーペンティンです。
透明のグリーンというところからアンチゴライト系「ボーウェナイト」の中のウィリアムサイトと呼ばれるものかもしれません。
ネフライトに間違われることもある、とあります。うん、クリソツ♪

こちらもボーウェナイト系。
ニュージェードと呼ばれるのはこのタイプです。
名の通り、翡翠とも相性がいいように思います。上の写真の小さい丸玉は本翡翠で、よく一緒に合わせて使っています。
色合いもそうですが優しい感じがします、かわいらしい蛇さんのイメージです。
水を泳ぐ蛇さんのイメージなら、こちらが合いそうですね。

こちらはリザルダイトかなと思われます。黄色に近い黄緑です。
和名は「きなこ石」なんですって。黄色いんだね~
ただ、彫刻がされていることから、もしかしたらこれもボーウェナイトかもしれません。
きなこ、だったらもっと粉っぽい質感なのかも、、?と今、思いました。はっ!
いろいろ調べてはみたのですが、画像がなくて文章だけのものが多く、またそれぞれ違う説明がされていたりもするのですり合わせが難しく、大まかにこんな感じっていうことにしています。っつうか、理解力の問題かも知れませんね笑
詳しい方がご覧になったとしたら、なんとももどかしく思われたでしょうね。
よろしければ教えていただけるとありがたいです。
私としては、
サーペンティン どれも正解!
という結論に至りましたよ笑
そもそも、間違いはないのですから。
作品の中で石たちも気持ちよくいられるような石合わせができるように、
なんじゃかんじゃ調べたりもする今日この頃です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
では、ごきげんよう(^-^)