2023/06/29 18:11

クォーツァイトは、多く産出され加工の容易な石であるため、雑に扱われがち?かもしれませんが、
きれいな色をダイナミックに楽しめる石でもあります。
特性を知ることでもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

きれいなアクアグリーンが印象的なクォーツァイトの大きな石を使ったブレスレットを制作しました。
色の呼び方って様々ですね。
このグリーンは「アップルグリーン」と言った方がわかりやすいでしょうか?
先日、好きなアーティストさんがカムバック!されまして。推し色ということで笑
活動中は特に、この色が世界中でたくさん見られると嬉しいなぁ、とか勝手に思ったりしています。
まずは怪我なく無事に終えられますよう。
(文末にまた書きます、書くんかいっ、えぇ書きますとも)

と、クォーツァイトの話を。

クォーツァイトは和名を珪岩(けいがん)と言い、石英が90%以上で構成された変成岩の総称です。
ビーズとして流通しているクォーツァイトはほとんどが石英で構成されているタイプになるようです。
また、ビーズとしてのクォーツァイトとしては2タイプあって、

●不透明で中にざらざらとした粒子が見られるようなタイプ
…上のブレスレットでいうと、グリーン色の石たちのような感じ。ぼったりした見た目で、実際に重さもあります笑
●透明感のあるタイプ
…ブルーの8mm玉のような感じ。もっと透明感があってほぼカルセドニーのような見た目のものもあります。
「○○ジェード」という流通名の石はこのタイプが多いようです。

じゃあ石英で構成されているっていうなら、石英(クォーツ)との違いって何なの?
ってことですが、これは結晶の有無、ということが大きな違いです。
厳密に言うと、クォーツァイトは石英の微細な結晶の集合体なので、結晶があるっちゃあるけど結晶していないのです。

この特性は、
染料が石英の粒子の間に染み込みやすくキレイに染色加工できる石であること
を意味しますし、また
石の持つ意味合い にも関係しています。
小さな結晶が集まっていることから、和合の石と呼ばれており、
調和やコミュニケーションが円滑に進むような穏やかな意味合いを持っています。

「染色がしやすい石」ということから、色を似せて他の石の代用品とされたり
「○○ジェード」などの呼び方もされているため、
残念ながらニセモノ扱いされることもあります。
色も「白色のものを染色加工し…」と書かれていることもあるようなので、
クォーツァイトがすべて白色のように思われているかもしれませんが、
含まれる微量の成分によりいろんな色に発色した天然色のものもあります。

また、内包物により呼び名が変わるものがあります。
「アベンチュリン」はクォーツァイトに雲母、ゲーサイト、ヘマタイトなどを内包することにより
チラチラと輝くアベンチュレッセンスが見られます。
(石英の粒子が白っぽくチラチラしている場合もあります)
石の意味合いとしてはこのチラチラにも意味がありますので、
パワーストーンとしてお探しの場合は、
金属っぽいチラチラした内包物のあるものをお選びになればよいかと思います。

さっと、説明をしてみました。
アベンチュリンに関しては、機会があればまたお話ししたいなと思います。

クセがなく色もきれいなのでビーズ素材として楽しんでもらえる石です!
ま、けっこう重いけど笑 それツッコミながら楽しんで♪


と、ちょっと推しの話。
正確に言うと推し色はパールアクアグリーン。
今回の活動は3人なので、3石のタンブルカット。
丸玉は療養中のひと、虹の向こうのひと、応援しているひと。
ヒマラヤ水晶には少し虹が見られます。
プルンバムな色合いのアゲートを選びました。

テミニがEnd of dayを弾き語りで歌ってくれて嬉しかった。
MVに四角い模様も入れてくれてたね。
ありがとう
みんな笑顔で健康にすごせますよう